Ch.1 ネットワークの概要

既知の内容も多いため、忘れていたところだけ。

ネットワークトポロジ

  • スター型トポロジの別名はハブアンドスポーク。現在のLAN構築で一般的に使われているトポロジ。

  • フルメッシュ型が最も信頼性と冗長性が高い。が、当然コストが高い。パーシャルメッシュ型がコストを抑えて、信頼性も確保できる。

ケーブルの種類

  • UTP (Unshielded Twisted-Pire)とSTP (Shielded Twisted Pair)ケーブル

RJ-45

ツイストペアケーブルの両端にあるコネクタの規格。 各ピンの色は試験にも出るようなので覚えておく。(真ん中以外はストライプが先に来る。

  • 踊り子色
    • 白緑ストライプ(1)
    • 緑(2)
  • 白橙ストライプ (3)
  • 横須賀線
    • 青(4)
    • 白青ストライプ(5)
  • 橙(6)
  • 阪急電車
    • 白茶ストライプ(7)
    • 茶 (8)

コンピューター・ルータはMDIというノードを持っているのに対して、ハブ・スイッチはMDI-Xというノードを持っている。 違うノードを持っている機器同士ならストレートケーブルを、同じノードを持っている機器同士ならクロスケーブルを使用する。 (なぜなら同じノードどうしては送信と受信のピンが同じになって信号の衝突が発生するから。)

従って、ルーターとコンピュータならクロス、コンピュータとコンピュータならクロス、ルータとスイッチならストレートとなる。

光ファイバケーブル

  • シングルモードファイバ は信号が一本しか送られない。信号が一本しか送られないということは各信号の到達時間にずれが生じないので、早く・遠くへ伝達することが出来る。その代わり折り曲げに弱い。

  • マルチモードファイバは複数の信号を一度に送るので、各信号の到達にずれが生じる。ずれを待機する分、遅くなる。また伝達距離は短い。その代わり安価で折り曲げに強い。

同軸ケーブル

銅の芯線をシールドで保護したケーブルで、ケーブルテレビなので使用される。

シリアルケーブル

同軸ケーブルのように一本の信号線を使って1ビットずつの送受信を行う。WANに使用される。

シリアルケーブルに接続する機器は実際にデータは送受信するDTEと、信号の変換を行うモデムや同期用のクロック信号を送るターミナルアダプタなどを指すDCEに分かれている。

OSI参照モデル

とにかく「アプセトネデブ」を暗記する。

データリンク層

隣接ノード上との接続を取り扱う。たとえば、コンピュータの接続先のスイッチは、MACアドレスの中身を見て、データを流す方向を変える。

ネットワーク層

異なるネットワーク同士の接続を取り扱う。経路選択やIPアドレスの割り当てが主な仕事。

トランスポート層

信頼性確保。フロー制御、順序制御(並び替え)、確認応答と再送制御など。名前的にセッション層と混同しそうなので要注意。

セッション層

論理的な通信路(ポート)の確立・維持・終了。スリーウェイハンドシェイクはここが担当。HTTPとかFTPとかはここのプロトコル

プレゼンテーション層

GIF, ASCII, HTMLなど、セッション層までの通信で得られた情報を一つのファイルとして成立させる。

各階層でヘッダと呼ばれる制御情報が付与され、そのヘッダ付きの情報の単位をPDUと呼ぶ。PDUはトランスポート層で順序制御用のindexなどがが付与されて「セグメント」と呼ばれ、ネットワーク層IPアドレスが付与されて「パケット」と呼ばれ、データリンク層MACアドレスが与えれて「フレーム」と呼ばれる。

2進数、16進数の変換

2進数→16進数

01101010を16進数に変換する場合は「4桁づつに区切って行う」

0110を2進数(2進数→10進数)と同じような変換を行い1*0 + 2*1 + 4*1 + 8*0で6である。 1010も2進数(2進数→10進数)と同じような変換を行い1*0 + 2*1 + 4*0 + 8*1で10である。

16進数では10はAであるため「(0x) + 6A」となる。

16進数→2進数

0x7Bを2進数変換する場合 4桁の2進数に一桁づつ変換していく。

7は4桁の2進数で表すと0111。 Bは10進数の「11」なので、2進数で表すと1011。 よって0111-1011が答えとなる。

10進数→16進数。

222を16進数に変換する場合 一度2進数に直してから、再度4桁づつの変換を行う。