Ch1-Ch3誤答問題集
Ch1: ネットワーク基礎
問題12
「伝送メディアに応じたフレームフォーマットの定義」はデータリンク層の特に上側のレイヤ「論理リンク制御(LLC)」の仕事。
問題20
「データリンク層は、セグメントに物理的な送信元アドレス・宛先アドレス・FCSを追加する」という一文は目的語である「セグメント」がトランスポート層の用語であり、これが「パケット」になっていないとう間違い。
Ch2: イーサネット
問題3
- ハブはレイヤ1の機器で、MACアドレスのチェックを行わず、全て転送する。ブリッジとは異なる。
- 16進数一桁を表すのに、必要なbit数は4bitである。MACアドレスは16進数6桁で構成され、その前3桁がベンダ番号になっている。
問題4
mac adress 「0001.2c53.3g07」は16進数ではありえない。16進数で出てくる文字はABCDEF(10 11 12 13 14 15) までなので、Gはあり得ない。
問題5
1000BASE-Tとはギガビットイーサネットの規格のことで、伝送距離は100m。光ケーブルをメディアとして利用してから伝送距離が550mまで伸びている。
問題9
NICはレイヤ1のネットワーク機器だと勘違いしていたが、実際にはデータリンク層の下位層であるMAC層の仕事も担っているため、ハブのように純然たるレイヤ1のネットワーク機器ではない。
問題18
- ブリッジはフレームの処理をソフトウェアで行うため、処理能力がスイッチに比べて劣る。
- mac-address tableへの記録は送信元MACを見て行うけど、フィルタリングは当然、宛先MACを見て行われる。
問題25
- ネットワークのアイドル状態とは
メディアに信号が一切流れていない状態
のことを言う。 - トークンリングネットワークはイーサネットによるネットワークとは全く別の規格であり、トークンが流れてきたりすることはない。
問題26
フレームのスイッチングがスイッチの仕事であるのなら、「パケットのスイッチング」がルーターの仕事になる。
Ch.3: TCP/IP
問題1
インターフェースアクセス層ではなく、ネットワークインタフェース層
が正解。
問題6
TCPのデータ単位がセグメント
UDPのデータ単位がデータグラム
問題9
問題11
UDPヘッダの中に存在するのは
- 送信元ポート
- 宛先ポート
- 長さ
- チェックサム
となっている。宛先IPアドレス等はIPヘッダの方に存在する。
問題12
ARPはマックIPアドレスを元にMACアドレスを取得する仕組みなので、IPヘッダが付けられると思ってしまうが、実際にはフレームヘッダ(MACアドレスが記載されている)とARP用の中身のデータグラムで完結している。
問題14
選択肢Eは「ルータは受信パケットを転送できない場合、パケットを破棄してICMPメッセージを受信者へ送る」とある。 ICMPには主に2つのメッセージが存在し、一つは上記の「Unreachableを送信元に伝える」もう一つはpingなどの「特定ノードに対すると言合せ」であり、これは模範解答の方に誤りがある気がする。
問題20
TCPだけでDNSサーバにqueryできるようになってた:Geekなぺーじ
ポート番号は53番。ポート番号をおさらいすると、
FTP: (FuTatuのPort、2から始まる)20, 21
SMPT: 明日の都合(25)を訊くメール
TFTP: トリビアにロク(69)な知識なし
POP3: ポップアップを表示させると警察(110)に捕まる国
NTP: 1,2,3で時計合わせ(123)
HTTPS: 賞味(443)期限は秘密の食品
DNS: お子さん(53)の名前を尋ねる
また略称が似ているので注意が必要だがSMTP(shrot message transfer protocol)とSNMP(Simple Network Management Protocol)は別物なので注意。 SNMPは「とろい(161)通(-2)信を検査しよう」で覚える。
問題32
1: Telnet: 23 2: DNS: 53 3: SMTP: 25 4: POP3: 110 5: HTTP: 80 6: HTTPS: 443 7: FTP: 20-21 8: SSH: 22 9: TFTP: 69 10: NTP: 123
問題33
UnixやIOSではtraceroute
と呼ばれるコマンドはなぜかwindowsではtracert
と略称(?)で呼ばれている。